dutcheez’s diary

通勤電車で英語の勉強をしよう!

1.2.1 英語放送 スクリプト編: JR東日本 在来線普通列車(東京圏)

通勤電車で英語の勉強をしよう! 今回はJR東日本の在来線を取り上げます。
 
 
主にJR東日本普通列車で, クリステルチアリさんが担当している部分の放送を書き下しました。拡大東京圏4000万人に対する英語のマス教育。仙台・新潟エリアの新車にも同様の放送が流れています。そんじゃそこらの英語教科書よりもたくさんの人が聞いている文章たち。スクリプトがなかったらもったいないです。
 
ネットでちょっと探してもスクリプトが見つからなかったので書いてみました。
 
 
電車の放送を教科書にして 
ちょっとだけ英語で遊んでみましょう。
 

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E231系 東京駅 
 
次駅案内
この電車は山手線外回り 渋谷 新宿方面行きです。
This is a Yamanote Line train bound for しぶや and しんじゅく.
 
 
次は大崎 大崎 お出口は左側です。埼京線, 湘南新宿ラインと東京臨海高速鉄道りんかい線はお乗り換えです。
The next station is おおさき. The doors on the left side will open. Please change here for the Saikyo line, the Shonan-Shinjuku line, and the Tokyorinkaikosokutetsudo Rinkai line.
 
(足元にご注意ください)
Please watch your step when you leave the train.
 
 
Tokyorinkaikosokutetsudo はネタでしょうか?
大井町や大崎ではいつもニヤけてしまいます。
 
社名を案内するなら, TWR もしくは Tokyo Waterfront Area Rapid Transit の方がわかりやすい。それとも, 単純にRinkai Line ではダメ?・・・な大人の事情があるんだと思いますが。
 
 
さて, 英語案内の対象に「背が高い人が多いと考えられる場合」は,
足元だけではなく頭上も注意ですよ
(訳例) Please watch your head and step on exiting the train.
 
 
優先席
何回か聞いただけなので, 間違えてたらすみません・・・
いろいろご指摘いただきまして、ありがとうございます!
 
新放送
There are priority seats in most cars. Please offer your seat to those who may need it.
 
 
旧放送
この電車には優先席があります。お年寄りや 身体が不自由なお客様, 妊娠中や乳幼児をお連れのお客様がいらっしゃいましたら席をお譲りください。
There are priority seats reserved for elderly and handicapped passengers, expecting mothers, and passengers accompanying small children.
 
なお, 旧放送にはいろいろと突っ込みどころがありました。誤りがひとつ, 不自然な点がふたつ。京急の案内ではこれらの点がすべて解消されています。
↓リンク↓

 
(激しい) 乗換案内
次は渋谷 渋谷 お出口は左側です。東急東横線東急田園都市線京王井の頭線・地下鉄銀座線・地下鉄半蔵門線・地下鉄副都心線はお乗り換えです。
電車とホームの間が開いているところがありますので足元にご注意ください
The next station is しぶや. The doors on the left side will open. Please change here for the Tokyu Toyoko line, the Tokyu Den-entoshi line, the Keio Inokashira line, the Ginza subway line, the Hanzomon subway line, and the Fukutoshin subway line.

Please watch your step when you leave the train.
 
 

 

 
 
うぬぬ。。。詳しい人じゃないと放送についていけないね...
 よりシンプルな案内を考えてみましょう。

↓こちら↓

 
XXの次はYYにとまります
この電車は京浜東北線快速 大宮行きです。次は浜松町です。浜松町の次は東京に止まります。
This is the Keihin-Tohoku line rapid service train bound for おおみや. The next station is はままつちょう. The stop after はままつちょう will be とうきょう.
 
田端から先は終点まで各駅に止まります。
After たばた we will be stopping at all stations beyond.
 
 
「次はAです」「Aの次はBにとまります」「まもなくBにつきます」を英語にしてみましょう。間違ってはいませんが, 僕はwill be が気になってしゃぁないです。

グリーン車は4号車と5号車です。グリーン車にはグリーン券が必要です。(グリーン券を車内でお買い求めの場合, 駅での発売額と異なりますのでご了承ください)
Green cars are car number 4 and number 5. A green car ticket is required in the green car. 
 
 
カッコ内は日本語のみの案内になっています。
 
Green Carsってなにもの・・・?
画像検索の結果・・・↓ 

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Green Car の画像検索結果 (検索エンジン: DuckDuckGo)
 
改善例:
First Class Green Cars と伝えるだけで意味がわかります。
<訳例>
First Class Green Cars are in cars 4 and 5. Passengers in first class; please purchase an extra fare ticket prior to boarding. An additional fee is required when purchased onboard.
※追加料金はあくまで「料金」なので fee. 距離に応じて額が変動する料金は運賃のような性格なので fare と訳しました。解釈はいろいろあると思います。移動にかかるお金, という解釈ではfareの方が適しているのかも・・・?
 
 
携帯電話の設定
 
<旧放送>
お客様にお願いいたします。優先席付近では携帯電話の電源をお切りください。それ以外の場所では, マナーモードに設定の上, 通話はお控えください。ご協力をお願いいたします。
Please switch off your mobile phone when you are near the priority seats. In other areas, please set it to silent mode and refrain from talking on the phone.
 
・・・携帯電話の通話を迷惑と考える, 日本特有の放送ですね。
イギリスの電車でも検索していたら何か似たようなことを言っていましたけど。
 
色をつけた部分からみてわかるとおり, 1台もちが基本になっています。時代背景か? ケータイは2台持ちが増えてきたように思うのと, 無線機器の多様化が進んできたので放送内容はそろそろ交換のタイミングじゃないかなぁ。
 
↓通信機器に関する記事↓

 
最近なんか放送が変わりましたね。。
 
「優先席付近では電源OFF」っていう制約が 混雑時を除いて取れたようです。首都圏でもようやく。こんな感じに変わってました。
 
Please switch set your mobile phone to silent mode and refrain from talking on the phone.
 
単数である点に変更はありません。 
 
(yuki san, thanks for your correction!) 
 
つかまってシリーズ
「この先電車が揺れ (ることがあり) ますのでご注意ください。お立ちのお客様はつり革や手すりにおつかまりください」
We will be changing to another track. If you are standing, please hold onto a hand strap or rail.
 
「電車は事故防止のため, 止むを得ず急停車することがありますので, お立ちのお客様はつり革や手すりにおつかまりください」
It may be necessary for the train to stop suddenly, to prevent an accident. So please be careful. 
 
 
あまりつっこみを入れたくはありませんが, 主張のぶれた案内はできれば避けてほしいな。これらを聞くと Tokyorinkaikosokutetsudo と同じくらいニヤけてしまいます。とくに It may be のほう。
 
じゃあどうしたらよいのでしょうか? ↓こちらへどうぞ↓

 
終点に着いたとき
Thank you for traveling with us. We look forward to serving you again.
 
アメリカ英語では traveling, L 1つ
イギリス英語では travelling, L 2つ
 
クリステルチアリ氏は米語の発音なので, ここではLを1つにしました。
 
ここではtraveling なので全く問題は生じませんが
Thank you for using と「ご利用くださいまして」には敏感に反応してしまいます。
 
くださいます って何か変じゃない? って思うの僕だけでしょうか。
 
「ご利用いただきましてありがとうございます」の訳は
Thank you for using  でいいのかな。
 
それに関するちょっとしたコメントをちょろっと記載。

 
非常ブレーキ 
次のはレアものですが・・・僕は1回だけ聞きました。 
 
 
「急停車します ご注意ください」
Attention please. The emergency brakes have been applied.
 
2013年以降に登場した車両:
Caution please. The emergency brakes have been applied.
 
Attentionでは緊迫感が伝わりにくいからか, Cautionに置き換わったようです。
 
こういう緊急時など, 非日常な場面でも英語放送ができるようなシステムが組んであるのですね。

英語話せる社員をたくさん増やせばいいのに, という気もする。

 
いかがでしたか? こういった感じで放送原稿を聞こえたままに文字起こししていきます。
 

 

↓東日本の特急・新幹線のスクリプトはこちら↓

新潟地区にも英語放送が導入されたんですね。 

 

山手線に限らず, 案内放送には残念ながらよくわからない表現も多用されています。

↓不自然さを解消するため, 僕ならこう言います↓

 

↓目次へもどる↓

 

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