dutcheez’s diary

通勤電車で英語の勉強をしよう!

3.5.1 提案編: 列車が揺れます・急停止することがあります <ご注意くださいシリーズ>

ご注意くださいシリーズ 第1回目です。このシリーズを通して僕の主張はひとつだけ。Be careful という言葉はあいまい!話したいことは具体化させましょう!! これに尽きます。
 
1 列車が揺れます
 
ポイント通過で列車が揺れるのでご注意ください
主張 = 安全確保のためにつかまって 
 
We will be changing to another track. If you're standing, please hold on to the hand strap or rail. (JR東日本)
(他の線路に移ります。もしあなたが立っている場合, つり革手すりにつかまって ください)
 
<訳例>
-(All unseated passengers:) please hold on, as the train changes to another track.
-Please hold on. This train will change tracks momentarily.
(放送の対象)  (して欲しい動作)  (理由) の順番。最初の対象は省略可。
 
 
対象者は誰か?と考えたら立っている人 = 座っていない人, ということで僕なら All unseated passengers としました。
 
Standing passengersという表現ではいけないでしょうか。
何かしっくりこない理由としては
 
Standing 複数の意味を持つことが挙げられます。
 
立っている
我慢している
抵抗している
 
などの意味にも捉えられるため, 避けた方がよいでしょう。人 is standing という語順にすれば, 人が立っている意味になるはずです。
(理由:
standing against
standing for
など, 後に前置詞がこないため)
 
If you're standing
When you're standing
これらの違いはなんでしょうか? しっくり来る方はどちらでしょうか。
 
ざっくり言えば,
IF は確率が非常に低い場合を指し,
WHEN は確率が比較的 高い場合を指します。
 
 
立っている人が多いか少ないかで言えば, 特にラッシュ時で都会などでは「多い」と答える路線の方が多いのかもしれません。それでもIF と WHENどちらが適切かといえば, IFと言わざるを得ません。
 
鉄道会社としては, お客さんに座って快適な旅を提供したいのが基本でしょう。
立っている人はその基本から外れていることになります。そこで, 「もし万が一お客様がお立ちでいらっしゃる場合には」との意味を込めると IF の方が適切と考えられます。
 
If you're standing という語を使っているアメリカの事業者がありました。
そこは"For those of you standing" という表現も合わせて使っていました。
 
へぇへぇ なるほど。
 
 
2 急停止することがあります
「電車は事故防止のため, 止むを得ず急停車することがありますので, お立ちのお客様はつり革や手すりにおつかまりください」
It may be necessary for the train to stop suddenly, to prevent an accident. So please be careful. 
 
<訳例>
All unseated passengers: please hold on to a handrail at all times.
The train may apply hard braking if any obstacle should appear on tracks.
 
急停止すれば事故が prevent (予防・防止) できるわけではありません。予防のために止まるのではなく, 「万が一線路内に障壁がある場合に止まる」はずなので, prevent するためという条件はしっくりきません。
 

 

 
Prevent関連でひとネタ。「防災」と書く場合にDisaster prevention という訳をする場合がありますがこれをネットで検索すると,
日本企業や役所のページばかりがヒットします。
日本独自の訳というべきでしょう。
 
「減災」を意味するdisaster mitigationで検索すると英語圏の役所や団体がヒットします。残念ながら「Preventできるものではない」という考えがあるように思えます。
 
↓実際に見てみてください↓ (検索エンジン DuckDuckGo)
 
次は「不審な荷物」についての話題です。
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