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dutcheez’s diary

通勤電車で英語の勉強をしよう!

6.4.6 航空機の非常口の確認 (航空各社のSafety Videoから)

英語教室

飛行機の離陸前に流れる安全ビデオを教材にして勉強するシリーズです。

今回は英語というよりは, 非常口確認のポリシーの違いについてのお話です。
航空機事故にあうことはほとんどありません (Highly Unlikely) が, 万が一の場合に知っておいても損はありません。
 
 
本節に挙げるソースはほとんどが
 
Air Crash Investigation (Mayday)
 
というドキュメンタリー番組です。ここ数十年の航空機事故の原因とその後の対策についてをまとめたすばらしい番組です。
 
 
・Check your nearest exit. (ANA はひとつ)
 
・Please confirm two of the emergency exits closest to you. (JALはふたつ)
 
・As you locate the two exits nearest your seat, remember, they may be behind you. (Unitedはふたつ)
 
・Please take a moment to find the exits closest to you and remember, they might be behind you. (Delta は複数)
 
・Please refer to the safety instruction card to locate your nearest exit. Keep in mind: the closest exit may be behind you. (American はひとつ)
 
航空各社によって, 確認すべき非常口の数が違うという点は興味深いです。
 
そして「確認する」という動詞には複数あることがわかります。表現も多様。
confirm / check / locate / find
 
 
そして上記の表現の違いからもおわかりいただけるかと思いますが, アメリカの航空会社は共通して "(The exits) may be behind you" という一節を必ず入れています。
 
「前ばっかり見ないで, 後ろも見てね」
 

 

 
 
Virgin America では安全ビデオ全体が歌になっていて(こういうのをアメリカンジョークという)非常口を確認する部分の歌詞を抜き出すと
 
・・・下の動画: Virgin America ・・・
3:20周辺
But keep in mind the nearest exit door may not be ahead
So look around and let us just remind you
The nearest exit might be behind you --------
yeaaaaaaaaaaaaaaah!
・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
 下記の写真はとある全日空機の「安全のしおり」です。

f:id:dutcheez:20150926235933j:plain   f:id:dutcheez:20150926235929j:plain

緊急着陸のときと        緊急着水のときでは
同じ機体でも使える非常口の数が違うことがある
 
注意: 全てがこうではありませんので, 必ず搭乗時に確認が必要です。
 
航空機の非常口について知っておく薀蓄(うんちく) としては
・サイズが異なる非常口がある
 →開けかたが違う, 通れる幅が違う。B767B777の側面の違いをよく見てみましょう
  上記写真のAとBをごらんください。
 
・脱出用のスライドがついているものとないものがある
 →だからこそ座席前のカードをよく読む必要がある
  上記の例ではスライドが付いているのは前後の非常口。
  翼の上の非常口にはスライドがない。 
  ※上記は一例です。全てがそうとは限りません
 
・ボートになるやつもあれば, 単に浮き輪代わりにしかならない場合もある
 →座席前のカードにはきちんと絵で記載されています。
この絵には,浮き具につかまりきれないで救命胴衣を着用して浮いている人も描かれている (全員がつかまれない)
 
・必ず開くとは限らない
 →窓の外が火災の場合は開けられなくなり, また物理的に変形してあけられなくなることもある (だからこそ「ふたつ以上確認してね」と主張する航空会社がある)
 
 
また, 次のような事実があるようです。(すべてソースは上記ドキュメンタリー番組)
・通路が人でいっぱいの場合は座席の上から逃げようとする人がでてくる (機体の中はChaotic*な状態に... )
 
・有毒なCO (一酸化炭素・Carbon monoxide) を含む煙は上へあがる →上記動画のように, 余裕があれば地面を這うのがよい
 
非常口にたどり着かなくても脱出できるケースが多々ある(機体(fuselage, フューゼラージ)がいくつかに分割され, 座席の目前が偶然にも脱出口になった, など)
 
 
*「カオス」は名詞。形容詞は Chaoticとかいてケイオティック
 
迅速に避難することを考慮して, 人の通路の仕切り板間隔は十分に広げてあるとのことです。
 
非常時の対応について常に念頭におくことはとても重要と考えます。
人が集まる会議, 集会中にどうするかなど, 運営側の立場に立つ場合は, 非常時の対応を考えておくことは必要です。
 
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