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dutcheez’s diary

通勤電車で英語の勉強をしよう!

4.2.11 ニューヨーク市 & 大阪/東京: 駅のホームとゴミ箱, 渋谷のハロウィーン

 渋谷のハロウィーンに行ったわけではありませんが, 特殊メイクと仮装による狂乱が許される1日であることは確かなようです。そんな中, お祭りの後のゴミはどうやら毎年恒例のようで・・・ネット上にはこんな記事が。

 

ゴミをポイ捨てする仮装姿の若者からはこんな声が聞かれた。「だって渋谷はゴミ箱が少ないじゃないですか」

 (中略)

観光都市のスイスやパリなどには当然のこと、9.11テロに見舞われたニューヨークの駅構内でさえも多くのゴミ箱が設置されている。こうした観光都市に比べると、東京ほどゴミ箱が少ない都市は珍しいというのが現状だ。ニューヨークのゴミ箱は、テロ防止のため厚いスチール製の円筒状になっており、爆破されても周囲に飛び散らない構造になっているという。

 

スイスは都市じゃねえ!っていうツッコミはさておき, 週刊SPA! もたまにはいい記事を書かれるようです。

 

東京は昼間人口の割に, 本当にゴミが少なく, ゴミ箱も少ない都市です。

地下鉄のホームにはそもそもゴミ箱が設置されておらず, 確か改札口に行かないとなかったような印象。

 

同様のことは名古屋や京都の地下鉄でもいえること。

 

地上を走る鉄道では一転, ホームにもゴミ箱が設置されているケースが多い。

JRはもちろんのこと

東京は多すぎて各論的に述べるのは難しいですが, 各種地上を走る私鉄にも同じことがいえます。

 

特徴的なのが大阪市営地下鉄で, こちらは駅のホームにも数は少ないがゴミ箱が設置されていた気がします。

 

ニューヨーク市には街中でも (例えば交差点で) 数多くのゴミ箱が設置されており, いつでもどこでもゴミを捨てることができます。駅のホームにはスチール製の云々と上の記事にありましたが, 相違はありません。ニューヨークの風景の中には自然とゴミ箱が溶け込んでいます。

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スチール製で分別ができるように3種類並んでいて, 比較的新しいと思われるゴミ箱。分別という考え方は駅や街を見る限りまだ一般的ではない様子。

 

 

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 ホームの真ん中に, どっしりとしたゴミ箱。記事によるとこれが「爆破されても飛び散らない構造」らしい。

 

ゴミ箱にフォーカスして写真を撮りたいのはヤマヤマでしたが, このアングルだとベンチに座ってるおっちゃんがアップになってしまいまして・・・仕方なく電車と一緒に写した一枚です。ブレブレです。すみません。

観光客はなんでも写真に収めます。日本に来る人の気持ちわかります。笑

 

 

ゴミ箱は英語で Trash Can です。

箱をそのまま訳してTrash Boxとかしないでね。稀に使われるようですが, 検索にかけてみると使用頻度が一発でわかります。いい時代だ。。

 

 

 

 

ゴミ箱に書かれている表示が秀逸だったのでどうしても写真に収めたかったのですが

Litter Stops Here (ポイ捨てはこちらへ)

 

下には小さい字で

You Can it. We Recycle it!

と書かれています。

 

Litter は ゴミ。 ttとふたつ重ねます。発音は りたー

tがひとつなら Liter で 容積の単位 リットル [L] になります。 発音は りーたー

 

さてさて小さい文字の方ですが

Can は 「缶に入れる」という動詞 です。

 

You Can Do It!  は あなたならできる! Canは助動詞。

You Can It! は あなたが缶に入れる! Canは動詞。

 

Can を使った言葉遊びがありますので (中学英語で習ったものですが) ついでに紹介すると

 

The Canner Can Can whatever he Can Can, but he Can't Can a Can, Can he?

(訳) その缶詰職人は缶にできるものならなんでも缶詰にできるが, 缶そのものを缶詰にすることはできませんよねぇ?

 

****

 

さてさて,

駅のホームにゴミ箱がある 大阪とニューヨークの共通点とは?

 

僕が思うに(いい意味で) 両者ともより人間的です。

急ぐ時は急ぐし, 車が来ていないときに合理的に歩行者信号を無視するし

常にジョークを言い合っているし

 

・・・ってことで より人間的だと捨ててしまうんです。そこらへんに。

それをちょっとでも防止するためには駅のホームにゴミ箱を設置した方がいいでしょ? という感じかなぁ。

 

 

駅のきたなさでいくと断然ニューヨークが上で, ネズミさんが線路内を走ってたりしますので, ゴミ箱の設置は本当に大事なのです。24時間休みなく動いているので, 線路内に落ちたものはなんでも「放置しなさい」が原則。

 

Drop Something? Leave It!

たとえそれが貴方の大切な iPhone であったとしても。

 

・降りたら戻ってこれない可能性が大きいです

・インターホンで係員を呼び出しましょう

・線路内に降りることは違法で, $50程度の罰金が生じます

 

だそうで。ジュースが満タン入ったペットボトル (plastic bottle) が線路上に落ちてたり。なんでまたこんなものが線路に落ちてるかなぁというものばかりです。

 

・・・だから大阪であっても東京であっても 「日本の地下鉄は綺麗だなぁ」となるわけで。 

 

 

ニューヨーカー全員がポイ捨てするわけではありません。高い物価と税金によって, ならず者たちが締め出されてしまった街ニューヨーク。そんな資本主義のプロたちが生活する街で, ポイ捨てがいつまでも横行するはずがありません。

一旦「ゴミ箱へ入れる」という習慣がつけば, ゴミ箱を撤去してゴミ処理代を減らそうと考えるのが運営側。

 

http://web.mta.info/nyct/service/images/trashPilot_poster.jpg

Trash attracts rodents. (ゴミはネズミ類を寄せ付けます)

No trash cans means no food for rodents. (ゴミ箱を撤去すればネズミ類のエサが無くなります)

We're removing the trash cans at this station as part of a six month pilot study.

(半年間の社会実験を行うため, 当駅のゴミ箱を撤去しています)

Please take your trash with you. (ゴミはお持ち帰りください)

 

 

なんと, ネズミが引き合いに出され, コストカットの大義名分となりました。

社会実験の結果がこちら

 

A quote from (引用元) 

http://web.mta.info/nyct/service/trashcanremoval.htm

筆者訳

  • A 66% reduction in the number of bags collected at Phase 1 and Phase 2 stations, and a 36% reduction in the number of bags collected at Phase 3 stations (回収された袋の数が減少)
  • Reduction of bags frees cleaners to perform other duties (回収量が減った分, 違う仕事ができるように) 
  • Decreased rodent activity (ネズミ類の活動量減少)
  • Moderate-to-heavy litter levels decreased in pilot stations (社会実験駅ではゴミ発生量が減少)
  • Number of track fires remain neutral at pilot stations, rate of track fires at pilot stations lower than rates at stations with trash cans (ボヤ発生量は不変。社会実験を行っている駅ではボヤ発生率が小)

 

 

長々と書いてきましたが

結論!

 

・東京の街でゴミ箱少ない = 「ゴミはゴミ箱へ捨てないといけない」と考えている人が多く, 持ち帰る・ゴミ箱へ捨てるまでゴミを持ち続けることが習慣づいている, 言い換えれば為政者・支配者の言うことをきっちり守る理性的な方が比較的多い

 

(なんでゴミ箱ないねん!とツッコミを入れたくなる個人的感情があるのも事実)

 

・ニューヨークやその他の街でゴミ箱が多い = ゴミ箱ないんやったらその辺にほるで!(捨てるよ) という自由人的発想が根付いている

 

(渋谷のハロウィーン後の現場を見たわけじゃないけれど) ゴミが散乱するのは お祭り騒ぎで自由人が増えた (理性のタガが外れた) ・・・ということで僕は仕方がないもんだと思います。

 

 

祇園祭でそこらじゅうが歩行者天国になるとき。

学園祭でキャンパスじゅうがお祭り騒ぎをしているとき。

そんなときはそこらじゅうにゴミ箱が設置されています。

 

まちなかの(自然発生的な?) ハロウィーンに実行委員会もクソもないと思うけれど

ゴミが散乱して周辺商店の方が苦労するという伝聞事実が正しいのであれば, お祭りでゴミ箱に出会う確率が十分ではなかったということと同値でしょう。 ■

 

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