dutcheez’s diary

通勤電車で英語の勉強をしよう!

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5.13.2 CMにつっこんでみる: 日本国政府のCMメッセージ, 他国比較

スカパーのCNNjを見ていると, 様々なCMがあっておもしろい

・・・と以前も申し上げた通りですが

 

日本政府も「日本国として国際貢献に励んでいます」というメッセージを持ってCMをしています。

 

そこには商社マンが登場したり、建築技師のボスポラス海峡横断地下鉄事業(トルコ・イスタンブール)のことだったり、UN (国連) の青いヘルメットをかぶった人だったり

 

ちなみにボスポラス海峡横断道路は韓国の会社が請け負っていることもCNNjCMでみました。なるほど, 日本と韓国がアジア・欧州をつなぐ事業を共に請け負っていたんだね。全く知らなかった。

 

 

さて政府が出しているCM, 最後に共通して現れるメッセージがあります。

 

f:id:dutcheez:20151123223836j:plain

Japan will continue to contribute globally.

 

Prime Minister of Japan

Shinzo Abe

 

今日はこの文面が伝えるメッセージについて, 2点のツッコミを入れさせていただきます。ツッコミがあっても何も変わらないとは思いますが・・・

 

 

1) 肩書きの書き方

 

日本語と英語では大小の順が逆だということを以前記事にしました。

 

 

日本語では

株式会社XX

XX事業

XX部*課

名前

 

大から小の順に書きますが 

 

英語では

名前

課、部、

社名

と小から大の順に記載します。

 

したがって順序は

 

Barack Obama

President of the United States

となるべきで

 

 

 

内閣総理大臣 安倍晋三

 

を英語にすると

 

Shinzo Abe

Prime Minister of Japan

 

 

と書かれるべきです。小さいことなのでどうでもいいですが

見る人が見たら不自然極まりない。

 

ちなみに文章・会話においては

President Obama

Prime Minister Abe

という語順はOKです。

 

 

2) 伝えたいメッセージ

 

日本は引き続き国際貢献に励んでいきます

 

これを英語にしたかったのでしょうが

 

Japan will continue to contribute globally

 

と書いた時に伝わるメッセージがあまりにも弱い!

これを首相の名で出すなんて。僕が上司だったら次のように一喝します。

 

CMやで? 制作会社に作るのを依頼して, その後CMに流すのに何千万円かかるねん。と。

 

支出元はおそらく税金だよ。適切に活用しないとtaxpayerが怒りますよ。

(推測だからなんとも言えないけど)

 

言いたいことは3点。

 

 

Japan will continue って。

 

Will の強弱についてはこちら。

十中八九起こることについてはWillが使われることが多いです。

 

 

*なにで貢献するのか?

 

日本の長所は何?

短期記憶で覚えられるのって3つくらいしかないので, 3つ挙げるとするとこんな感じ。

 

・技術力 technology

・人間性 humanity

・財力  generosity (finance)

 

伝えたいメッセージはこれ。

「日本の『長所』を世界中で発揮中。今も、そしてこれからも」

 

 

以上のことから

 

Japan’s 

Technology

Humanity

Generosity

 

Supporting the World.

 

なーんてコピーはいかが?

 

そのほか・・・

 

Japan. 

Energizing the World with Technology.

 

とかね。

 

 

僕はコピーライターではないけれども, 考えて楽しいことはどんどん提案していきますよ。

 

3つもいらないや, とおっしゃるなら太字部分を1つにして, バージョンを3つ作れば良いでしょう。

・Japanese は長いので Japan’s とする。

・Supports にしようかと思ったがこれだと「過去~現在」がフォーカスされてしまいます。Supporting とすると「昔も今も、これからも」といった主張が加わるかなと。

 

 

ツッコミはこれくらいにして。

 

 

 

 

広告は「見せ方」「魅せ方」が全て。限られた時間の枠内に 印象に残るものを詰め込むことが必須。

情報量は多すぎてもダメだし 少なすぎてもダメ。それが難しいところなんだけど。

 

フィリピンのCMが勉強になります。

 

 

 

政府広報と思しきCM

YouTubeは2分版, テレビにはその短縮版が放映されています

 

学習能力が高い (fast learners)そして真面目に仕事をする(well dedicated)

 

 

コールセンターの絵が映し出された後

 

“... and the English proficiency makes them the best in the business”

「わが国民の英会話能力は抜群であり, 英語を必要とする仕事を問題なくこなすことができます」

 

と一言。

 

最後のメッセージに

 

Invest (in the) Philippines

Your Business, Our People.

 

(筆者訳: フィリピンに投資を。あなたの事業を私共の人材で)

 

 

 

観光の方では他の国もがんばってますよー。

 

マレーシア政府の観光部門 

tourismmalaysia.gov.my

(省というのか局というのか知らないけど) が継続的に出しているコピーがこちら。

 

Malaysia Truly Asia

(筆者訳: 真のアジア・マレーシア)

 

繰り返されるキーワードは “Endless”

 

Endless Fascination

Endless Celebration

などの言葉が繰り返し画面に登場。昂揚感と終わりなき盛り上がりが皆様を熱烈歓迎ー

 

 

このマレーシア観光誘致広告はCMに限らず, 日本国内 各都市のタクシーのドアにも描かれていますね。

 

 

タイ は 一貫した Amazing Thailand という標語をもとに観光誘致に積極的。Thainess (タイっぽさ)という造語を作ってみたり。

YouTubeを探してみると 5分程度の長編CMばかりがごろごろ。

 

 

 

日本ではどうなんかなと思って探してみたところ

 

Yokoso! Japan

 

 

 

そこらじゅうで見かけるようになったYokoso! Japan の文字とロゴ。

観光立国を目指そうとする他国と同じように, 潮流に乗ってるんだなと実感。

 

 

 

せっかく作ったCMだったらYouTubeで見られるようにしたらいいのに。。。

 

 

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