Learn English with FUN!

日常生活で英語を楽しく学ぼう!英語習得したらアメリカでドライブ!

おかげさまで記事数がもうすぐ400に到達します!

アメリカでドライブ! 5-2:高速道路の車線・HOV/Carpoolについて

更新: 9/8/2019

 

 

高速道路ドライブの醍醐味は, 都市部でもだだっ広い道にあります。

しかーし・・・

ルールを守らないと, 多額の罰金を請求されてしまいます

現地に行って知らなかったでは済まされないため 
高速道路の車線について記事にしました。

 

 

 

車線数が多い場所の例

 

f:id:dutcheez:20160718224313p:plain

6車線道路

 

f:id:dutcheez:20160718225216p:plain

 10車線道路    El Toro Y - Wikipedia

 

5号線(本線) から405号線(出口) に入る分岐手前で片側10車線 左から順に

・黄色の線の左側(HOV)に2車線 (405のHOV1車線, 5のHOV1車線),

・5の本線 3車線, 405の本線 3車線

・右側分離帯の横にトラック用の2車線 (5+405)

 f:id:dutcheez:20160723135842p:plain

 

90年代には 分岐用に3車線用意してあっただけですが, 全く足りなくなり,
怪物のようなJCTに変貌しました 

 

左車線にいる人が出口へ行くために右側へ横断すると本線のジャマになるので,
左から出られるように,

トラックや周辺道路からの流入交通も本線のジャマなので, 本線の右に側道をつけ,
側道からも出られるようにとインフラが改善されました。

記事によると このジャンクションは双方向で最大26車線あるとか

 

 

 

 Carpool / HOV

車線は数多くあれど, 渋滞が激しくなるのは世の常です。

そんな時に用意してあるのが 特別車線

 

 

HOV は High Occupancy Vehicle (たくさん人が乗っている車両)の略で,
通称 Carpool または HOV Lane といいます。

 

地域により異なりますが , 2名以上または3名以上乗っていれば使える車線です。英語ではそれぞれHOV 2+, HOV 3+ と表記します。

 

f:id:dutcheez:20160723143635j:plain

白破線は有資格者のみまたいでもOK 

 

 

違反者には多額の罰金

1人で乗っていれば, 周りの人に通報されるばかりか

f:id:dutcheez:20160723145908p:plain「違反者を通報せよ」(通報者はヒーロー・ワシントン州)

 

 見張っている警官に捕まれば 多額の罰金を請求されます
f:id:dutcheez:20160723160338p:plain 

ロサンゼルス近郊の場合$341, 2016年現在

学生や新婚旅行でドライブをされる方は、
十分気をつけてください

(ささいなケンカのもとです)

 

f:id:dutcheez:20160723142850p:plain

黄色や白色の2重線 はまたいではいけません。交通違反!)

車線変更でスピードが落ち, 特別車線の意味がなくなってしまうからです。

 

 

ナンバープレートを高速で撮影する技術ができたことから, 混雑の激しい都市部では混雑度に応じて柔軟に値段を設定することができるようになりました。

 

 

 

Carpool Laneへの出入りが制限されている, 下のようなケースでは

f:id:dutcheez:20160723161310p:plain

 

f:id:dutcheez:20160723161756p:plain

こんな標識が出て, 「XX通りへは次の破線で出てね」と教えてくれます。

しばらくすると

f:id:dutcheez:20160723162644p:plain

Carpool への出入り口が出現

そして, 一番左の車線から一番右の車線まで4-5回車線変更して出口へ・・・

 

新しいインフラ整備がなされている都市であれば

・HOV専用出入り口(左から直接道に出られる)

・HOV専用ジャンクションランプ (左から直接次の高速道路のHOV車線に行ける)

 

 

一昔前なら「エコカーなら1人でもHOV車線に乗れる」政策がありましたが
エコカーが都市部で普及したので ごく一部を除いてその特典はありません 

 

人々の「時間」という価値ある「資産」を,
うまく「政策」に使っている事例です

 

こういうのがあるから, 時間を短縮するために通勤もチームですることが多く,

「一緒に行きませんか?」が流行るわけです


案の定, インターネットで通勤チーム作りが行われていました

 

「最新の通勤事情について」(サンフランシスコ周辺)


朝、会社に行くときに待ち合わせ

夜、会社から帰るときも待ち合わせ

どこからどこへ?

通勤費用(有料道路, 駐車場, ガソリン) の折半などなど

需要に合わせてネットに登録し, 似た条件の人を募集してるんだって!

 

これで銃社会っていうからアメリカって不思議な国だよね

 

時間通りに働かなければいけないから,
余計な仕事を発生させない

やって意味のある仕事しかしない

 

考えてみたらすごいこと・・・

一度体験してみたいな, アメリカで仕事そしてCarpool 通勤!

 

←まえ:高速道路 路線番号の振り方 

 ⇒つぎ:課金 (Toll) とHOT について⇒ 

  

アメリカでドライブ! 目次⇒ 

記事を読んで楽しいと思ってくださった方, よろしければぜひ, 読者になってください!

 

  

Sponsored Links