dutcheez’s diary

通勤電車で英語の勉強をしよう!

JRきっぷの不思議 をわかりやすく解説・・・2 <乗車券・計算例>

 

長距離の列車に乗らない方は、
きっぷとは無縁の時代になりました。

 

固定電話の使い方を知らない方がいるのと同じで,
子供のときからSuicaしか知らない となれば
「きっぷを買ったことがない」という世代もいることでしょう。

 

 

列車に乗るためには

 乗車券 (場所1から→場所2まで)

が必要です。

乗車券に書かれたお金のことを「運賃」といいます。

 

オプション的な性格の「料金」とは区別します。
(早く行ける、席に座れる、ちょっと高級など)

 

運賃も料金もルール上, 割引を効かせることが可能
知ってるのと知らないのでは家計や会社経費に大きな影響を与えます。

 

 

 

◎運賃の計算例

列車が連れてってくれる距離(≠実際動いた距離)に応じて値段が決められます。

例を4つ挙げます。

 

*kmの小数以下は切り上げて整数に丸めます

 

例1)秋葉原から 東京駅へ行く場合 (2 km)

秋葉原 → 東京 ¥140

Suica/Pasmo が浸透した現在, こんなきっぷを買う人は稀になりました。

旅慣れた人なら買うこともあるでしょう。

 

有効期限は1日で、途中下車はできません。

概ね100 kmまでのきっぷは全て同じ考え方です。 

 

> Suica使ったら¥133だよ!
△¥7

 

> わかったわかった 10往復したら△¥70。Suicaって安くなって便利だなー

 

そういう時は回数券を買いましょう。

10回分のきっぷ値段で11回分使用できます → △¥140

11枚も出てきて煩わしいですし

きっぷ用の自動改札機も少なくなったので不便ですけど・・・

安く見せて, 安易にSuicaをピッピさせるように仕向けているJRの作戦勝ちです。

 

関東圏4000万人のうち 電車を使う人が2500万人 いるとして 一人ずつから100円多く請求できたら25億円だもんね。インフラ業界ってすごいよな・・・

 

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例2)秋葉原から 静岡駅へ行く場合 (183 km)

山) 東京山手線内 → 静岡 ¥3,350

101 km 〜 200 kmで山手線内の駅から発着する場合

山マーク (山が⬜︎に囲まれた印)がつき,

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山手線内の駅をすべて東京駅とみなします。

 

山手線内にある品川駅から静岡に行く場合 (174 km)

品川 → 静岡  174 km は本来 3,020円区間ですが, 上記のルールで 180 km以上の値段が適用され, 3,350円請求されます。(ルールなので, 駅員さんへ抗議しても無駄です)

 

品川 → 大井町 ¥140 (2.4 km)

大井町 → 静岡 ¥3,020 (171 km)

計: ¥3,160  △¥190

という「乗車券分割」が可能です。ペットボトル1本分, 軽く捻出できました。

金券ショップで乗車券を買うときっぷを複数枚くれますが, こういうLegalな分割 (知恵を活用した安価な購入方法) がたくさんあるのです。

 

 

●山手線内の駅をひとまとめにみるケースは他にもあります

土日祝日に限るきっぷですが, 羽田空港→モノレール経由山手線内行き」¥500で売られています。新宿でも池袋でも¥500。安易にSuicaをピッピしていては損!

参考:Suica料金

羽田空港→浜松町 ¥483

 

「きっぷを買う時間がない!」とか言われる方もいらっしゃるでしょうが, 伊丹空港福岡空港など羽田を結ぶ主要な空港には券売機がありますよ!

 

 

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例3)秋葉原から 大阪のJR難波まで行く場合 (569 km)

区) 東京都区内 → 阪) 大阪市内 ¥8,750

 

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駅名の右上に■で囲まれた 区 とか 阪 とかのマークがあります。

特定都区市内というルールで 運賃計算上

秋葉原は東京駅、JR難波は大阪駅と同一視するよ

という意味です。駅名標にも, きっぷ表面にも同じマークが描かれます。

 

201 km 〜 で特定都区市内から発着する場合

「特定都区市内」は全国でこれだけあります。

札幌(札)・仙台(仙)・東京(区)・横浜(浜)

名古屋(名)・京都(京)・大阪(阪)・神戸(神)

広島(広)・北九州(九)・福岡(福)

 

それぞれのゾーンの印 (■に囲まれた印)がつき, 中心駅発着とみなします。

(札) のついている駅は札幌駅, (仙) は仙台駅・・・というように考えます。
北九州は小倉駅, 福岡は博多駅です。

 

上記の例では東京駅〜大阪駅 557 km 分の値段が適用されて¥8,750となります。

569 kmなら規則上¥8,960ですが, 割安な値段が自動で適用されます。

 

 

JR東海 (と西日本) の新幹線 EX-IC  はこの「割安な運賃」が適用されていないので, 在来線は別途料金がかかります。

 

東京-新大阪 大人ひとり 指定席・通常期

所定 ¥14,450 → EX-IC ¥13,370 △¥1,080 おトク!

と宣伝されています。

上記の例だと秋葉原-東京 ¥133と 新大阪-JR難波¥220 は別途取られます

 

一般的な自由席のきっぷは¥13,620

新大阪からJRに乗らない御堂筋線ユーザーならおトク感あるかもです。

結局、自由席は安くて時間帯によっては広く使えます・・。

 

サービスは ニーズに応じて使いわけるのがいいですね!

高速鉄道は大体500 km程度の利用が想定されているので おトク感のある買い方はなかなか難しくなっています。

 

「高くても指定席に乗ろうか」の積み重ねでJRさんは儲けています。。

 

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◎601 km 〜 の区間を往復する場合: 往復割引

往路・復路同時に・同一区間を買った場合のみ

 

例4)(阪)大阪市内 →(福)福岡市内(博多)¥9,610 (623 km)

  福岡市内往復なら¥19,220のところ, 片道あたり1割引, 1円位切捨

  ¥8,640 x 2 = ¥17,280 (△¥1,940)

軽く2食分浮きました!

 

大阪市内〜北九州市内 (小倉)は片道¥8,750ですが、往復割引が効きません (556 km)。

「博多まで往復きっぷを買った方が安い」というわけわからん状況になります。(たった△¥220ですが)

 

600 kmを越す有名地名

東京から:

北は大曲(秋田県)・二戸(岩手県)/ 西は朝霧駅・明石(兵庫県)・日根野大阪府

 

→東京〜神戸市内(垂水駅まで)では効かないが, 明石往復ならOK

(いずれにせよ、神戸ならスカイマークがおとくかも)

 

大阪から:

西は鹿児島線東福間駅(福岡県)/ 東は内房線・浜野駅(蘇我の次)/ 東北線新白河

 

北は羽越線中条駅??(新潟県、坂町の手前)

(*上越妙高直江津間のトキめき鉄道: 10.4 km分はカウントされないはず)

→これについては買えるかわからないので 確認が必要です。トキめき鉄道をスルーした乗車券が買えるか?が焦点です。

 

先日, 福井駅みどりの窓口で、福井から旧在来線(IR・あいの風)経由で高岡駅まで買いたい!と言ったら買えませんでした・・・。新高岡駅から城端線経由じゃないと出せないんだって。北陸新幹線開通の弊害は小さなところで見え隠れします。

 

 

⇒次の記事へ⇒ 乗り鉄がよく使う「遠距離逓減」について

会社の経費を遠距離逓減で減らした話

(作成中)

 

 

 

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