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アメリカ中部横断記 Aug'17-5 イリノイ州・旧国道66号線

シカゴが有名なイリノイ州。州都は Springfield という州中部の町で シカゴからは大きく離れています。

今回の旅では シカゴをあえて通らず, 南部ばかり通り, またまた広大なコーン畑の横を駆け抜けること3日目となりました。。

 

 

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<旧ルート66>

ロサンゼルス近郊からシカゴまで を結んでいたルート66は、どういうわけか有名となり他の道と別格扱いになっている印象を受けますが(文学作品や映画が原因?)

ルート66のバイパスが次々と整備され 州間高速道路の必要性からイリノイ州内の平行道路としては I-55 が整備され  80年代半ばにルート66は国道としての役割を終えました(州道などに格下げ)。

 

 

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何年から何年までのルート66はこっち

これこれ時代のルート66はあっち

僕が走った区間では 最大3本のルート66が平行してたんじゃないかなぁ。

 

 

観光客誘致の目的か, いたるところに旧ルート66 の看板が設置されていて親切です。

時速100 kmで走りながら 瞬時にどっちへ行けばいいか判断しないといけない。

 

親切すぎて道に迷った話をすこし。 

 

 

旧国道66号線 こっち。

この標識だけを頼りに運転していると

さっきまでコーン畑だったのに 木に覆われた集落に紛れ込み, 道に迷う。

 

とにかく狭い。

 

なんだこの道。

 

引き返す?

 

いや、このまま行け これでいい

 

 

 

自分の中で意見が葛藤し始める

 

 

 

カーナビも、ケータイGPSもない。

 

「自業自得だお前 くっくっく」 vs 「方向感覚を信じろ、絶対あってる」

 

 

 

迷っていると なんか美しい住宅街に到着。

住居, 集落全体が木に覆われていて, 庭は全て芝生。

 

道は狭いまま。

 

 

これが旧国道なのか・・・?

 

なんか人が歩いている・・・・(当たり前だ 住宅街だ)

 

農民だからなのか、平日も休日も関係なさそうな感じ 。

 

「平日から庭をいじることができる」 いいなあ。

 

 

 

 

<州道をひた走る>

さてルート66を走ってみたいがために, いきたい方角と方角がかなりずれてしまいました。

 

今日は東へ, ケンタッキー州まで行きたいのだ・・・

 

日没までに。

 

 

軌道修正をするには一般道をひた走るしかありません。

 

 

 

 

<トラックの動きがすばやい> 

これから何十キロと走る道。できれば急いで走りたいのに, FedExのトラックの後ろについてしまった・・・が特に問題はありません。

 

トラックとて一般道を100−110 km/h (60-70マイル) で走ってくれるので 全くストレスなく走ることができました。スピードに関しては結構寛容な国なんだな・・・

 

 

気がついたらトラックがかなり先に・・・みたいなことも。

 

 

日本ではデジタコという トラックのスピードを感知, 記録して会社へ自動で報告されてしまうシステムを導入する会社が増えました。デジタコの記録によっては叱責, 指導, ドライバーの査定・評価・給料へ影響する会社も多くあるので 暴走するトラックは少なくなりました

 

 

 

 

・スクールゾーン

町と町の間を結ぶ区間は制限55マイルですが, 町に差し掛かると制限速度が45マイル, 35マイルと段階的に下がっていき, 学校の周辺では20 mph まで落ちます。

 

比較的大きな町には必ず学校があります。小さな町にはスクールバスの停留所があります。

注意したい点は2つ。全国的にルールは同じなのですが, 下記2) のような標識を見たのはイリノイだけだったので ここで共有しましょう。

 

 

1)子どもが見えたら・電気が光っていたら
速度制限 20マイル(約30 km/h)

 

子どもが影響することにはものすごい気を使うこの国。猛烈に飛ばしていた車でも, 学校の前では必ず減速。このスクールゾーン減速を守らない人はいない。

 

たとえ自分が先頭になっていても 絶対に守ろう!

 

 

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 ・減速を促すため 「あなたのスピード(実測値)」が表示されたりする

・On school days when children are present: 学校のある日, 子どもの姿が見えた場合 制限速度20 mph

・Fines Higher は「罰金割増」

 

2) Unlawful to pass stopped school bus from either direction

「停止標識を出しているスクールバスの横を通り過ぎることは いずれの方向でも(対向車線であっても)違法」

 

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イリノイで特に見かけたこの標識。忘れがちなルールの再確認ってとこでしょうか。

 

 

僕自身は走っているスクールバスはよく見かけますが, 子どもを降ろしている姿はまだ見たことがありません。

スクールバス渋滞というものを一度見てみたいと思いますが・・・

平日の昼下がり スクールバスを見たい!
渋滞にあえて巻き込まれたい! という方は
ぜひ高速道路を降りて あえて集落を結ぶ州道・一般道を走ってみてください!

 

 

イリノイ州のルール>

最高速度65-70マイル・最低速度45マイル 

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・Click it or Ticket / A law you can live with

「シートベルトを締めよ」というとき, 道路ぎわに Seat Belt という言葉があまり出てこないのが興味深いですね。単にBuckle Up と書いても誰も反応しないなら, 韻でも踏ませてみるか ってな発想だろうか。

 

「カチッと締めるか、取り締まられるか」

うーん 日本語にするとなんか締まりがないな・・・

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・Cigarette Bootlegging / Persons smuggling untaxed cigarettes into Illinois are subject to Imprisonment Fines to $25,000 and vehicle seizure

脱税タバコをイリノイ州に密に持ち込んだ者は、禁錮と罰金最高額250万円、乗り物の差し押さえに処す

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ブートレギング(Bootlegging)= 密輸 って言い方が興味深いですね

Boot (ブーツ)

Leg  (足、橋渡し行為)

 

 

ものすごいちっちゃい字でたくさん詰め込んである。

この看板の目的は最初の2単語を読ませることだけにあるのだろう,

高速で通り過ぎると何が書いてあったのか さっぱりわかりません。

 

CIGARETTE BOOTLEGGING

 

これだけ読ませたらOKな看板なのでしょう。

消費者としても「違法タバコは買うな」を暗に示しているものと思われます。 

イリノイのタバコ税は高いのだろうか・・?

 

 

・Move Over - Slow Down for Stopped Emergency or Maintenance Vehicles / It’s the law

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よく見ると真ん中に書いてあった OR が塗りつぶされています。。

「または」じゃない。 それがイリノイ州の考え方なのでしょう。

 

走行車線は 減速せよ 可能なら追越し車線へ逃げよ

追越し車線も減速せよ。

 

なるほど。

 

 

話題もいろいろ寄り道しすぎました!!

 

 

 

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