dutcheez’s diary

英語を楽しく学ぼう!

Google カスタム検索

アメリカでドライブ! Mammoth Cave / 巨大洞窟・マンモス・ケーブ国立公園

f:id:dutcheez:20180512184440p:plain

 

アメリカ中東部 ケンタッキー州に世界最大の洞窟があります。世界遺産

f:id:dutcheez:20180513084120j:image

 

カルスト地形というそうですが, 洞窟の全長が410マイル (650 km) を超える 衝撃的な地形です。雨水が地面を侵食し, 水に溶ける成分だけが空洞となりどんどん水が地面に染み込んでいきます。

 

そのためか, 地上ではこのように川が干上がってみえます。

 

f:id:dutcheez:20180513082502j:image

 

 

 

地下では巨大な空洞が出来上がっています。

 

 f:id:dutcheez:20180513082938j:image

水は水溶性の場所をどんどん侵食し地下に潜っていくので, 地下1階ともいうべき場所では年がら年中常温, 低湿度の環境となるのだとか。大昔に洞窟内で飢え死にした人がミイラ化した姿で見つかり 昔の人の食生活や服装などを知る貴重な手がかりになったとか。1930年代に見つかったその人は観光客向けに展示されていたようですが, あまりにもかわいそうだという理由で再度洞窟のどこかに埋められたとのこと。

 

 

常温環境ができあがるので外界との気温差が生まれ, 自然と洞窟内に空気の動きが生まれるのだとか。トンネルを掘る現場などでは換気が重要, などと耳にしますがこの洞窟では人口の換気は全く必要がないようです。

 

 

 

たった$14で約2時間のツアーに参加することができます。(ツアー収入があるので, 国立公園への入場は無料です。寄付金箱が置いてあるのはここでも同様)

 

そのツアーも元気度に応じて様々設定されていますが, 僕は初級コースとも言えるHistoric ツアーに参加しました。

 

 

いやー!ただただ感動だわ!!

 

 

 

ツアーはもちろん, 英語です。ケンタッキー訛り。

洞窟内の規則が長々と述べられました。

 

・コウモリがもしいたとしても, 絶対に触らないでください

・洞窟内から外に出るときは 殺菌溶液マットを必ず踏んで外に出てください

・銃器は持ち込んではいけない

・閉所恐怖症, 暗所恐怖症などの人は参加を見送られた方がよろしい

・歩き続けることができる自信のない人は参加しないでください

・フラッシュ撮影は厳禁(光で壁面を傷つけることになるから)

・落書きは絶対にしない

 

・質問をするときは, 手を挙げられても洞窟で暗くてみえませんので, 自由に発言してください 

If you have any questions, just shout it out. Raising hands doesn't work in the dark; we can't see you.

 

 

せっかくなので いくつか質問をしました。

・換気が必要ないのは400マイルの洞窟全てにおいてそうなのか

--> どうやらそういうことみたいです。換気不要で進み続けることができるというのは探検者にとって心強いことでしょう

 

・ここでは地震がないのか

--> ここからは最も近い断層から少なくとも150 マイル以上離れているのでほとんどない。もしあったとしても地下奥深いところなので地震による影響はあまりない。カリフォルニアや日本とはちがう

 

なるほど, ケンタッキーという田舎においても, 日本はしっかり地震国として認識されているんだなぁ・・・

 

 

 

 

それにしても, 洞窟内は落書きが多いなあ。。。

f:id:dutcheez:20180513082813j:image

f:id:dutcheez:20180513082832j:image

 

それもそのはず。

国立公園として制定されるもっともっと前の話。

1800年代から1900年代前半の人が書いた落書きがそっくりそのまま残っています。

スプレーペイントではなくて 炭か何かで書かれているものが多くありました。

 

落書きそのものが「大昔の人の落書き」として観光資源になってしまいました。

 

 *国立公園になってからは落書き禁止ですよ!もちろんですが!

 

 

 

 

そのほかにも, 照明がなかった時代には 松明(たいまつ)をたいて洞窟に入って探検をしていたとのことなので, 松明から発生したすすが壁面の石を変色させていたり

 

 

古くは爆薬を合成するための窒素系化合物が入った石をこの洞窟内で掘っていたこともあるとのことで, 大昔からの人間の活動そのものが洞窟内, 常温低湿度(自然の冷蔵庫)の環境で残されているのです・・・f:id:dutcheez:20180513082723j:image

 

 

 

また来たい。家族ができたら ぜひ。。ほかにもツアーはたくさんあるようでした。

洞窟が好きになります。あなたもきっと好きになると思います。

 

 

素晴らしい世界遺産。自然のすごさを学ばせてくれてありがとう。。

 

 

***********

 

日本の製造業ふたたび。

 

洞窟の外でラジオを聞くと, 今度はSumitomoで働くことの素晴らしさを説いた広告が流れてきました。なんやなんや!Sumitomoっていろいろあるはずやけど, どの住友なのかなぁ・・・・

 

調べてみると現地ではSumitomo = Sumitomo Electric Wiring Systems (住友電工) とのこと。なるほど・・・いろいろある住友の中で,アメリカに初めにでてきてブランドを確立させた会社がオリジナルのSumitomoになれるわけですね!

 

洞窟にほど近い Bowling Green という町で宿泊しましたが, テレビをつけると日本語放送が・・・。一体いつの時代のアニメなのだろう。70年代後半か, 80年代前半ではないかなと思うのですが。

 

f:id:dutcheez:20180513083200j:image

調べてみたらその通り。

1976年10月から1977年9月まで(たった1年間!)放送された「ろぼっ子ビートン」というものらしい。

f:id:dutcheez:20180513083533j:image

それがたったひとつの日本語チャンネルで延々と放送されていました。住友の人たちに人気なのかしら。笑

 

日本人のビジネスマンはどこにでもいるのだなぁ・・・・・アメリカ中東部の観光地ではアジア人すらあまりみかけず かなり劣勢なのですがね!!!

 

 

 

^^ 北 Northern Kentucky / ケンタッキー州北部 (08/2017)

>> 東:Tennessee - Kentucky Border / テネシーケンタッキー州境 (05/2018)

  

VV 南:Natchez Trace Parkway / ナッチェズトレース・パークウェイ (05/2018)

 

アメリカでドライブ! 目次