中南部へやってきましたよ!!
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路面も荒いが, それ以上にドライバーたちが荒い。
怖い!!!
中国人の中国における運転には及ばないけれど, なんでもアリなところが怖い!なんやねん!!
名古屋人運転荒いとか言ってすみませんでした。上には上がいました。
名古屋では走行車線(左)で車間を3秒くらい開けたら後ろから追越車線(右)をぐいっと走って せっかく開けていた車間にぴったりハメられ, そしてブレーキを踏まれます・・・。(これには驚いた、、、大阪人そんなことしません) とはいっても, これは一部のマナーが悪いドライバーです。
ルイジアナ州では追越車線(左)で車間を2秒開けたら, 後ろから走行車線(右)を使ってぐいっと追い越され せっかく開けていた車間にぴったりとハメられ 車間距離を0.5秒に詰められます・・・。(これには驚いた、、、名古屋人そんなことしません) そしてこれが当たり前のようです。
これを80-110 km/h くらいの高速でやられるのでタチが悪い・・
右側通行(アメリカ)と左側通行(日本)
逆やなのになんで追い越す側が同じなんだよ!!!
追越車線は左 (Keep Right Except to Pass) という看板がやたら目についたのはそのためでしょう・・・
水っ気の多いルイジアナ州。
そこら中に湖や沼地が点在しています。見たこともないような橋が数多く見受けられました。そういった関係上, 3車線の道を作ることがとても難しく, 広い国土がありながらも高速道路は片側2車線に制限せざるを得ないのでしょうね・・・
あれだけ水の上に道路を浮かべていたら, きっと維持費もバカにならないのでしょう。舗装を直す予算も少なくて当然です。かなり舗装がガタガタしてました。ご事情, お察しします。
休憩所も圧倒的に少ないです。
普通お手洗いくらい設置するでしょ・・・そのパーキングエリアの類がないのです。
ポジティブなタイトルをつけるなら,
みたいな感じでもよかったのかもしれません。水っ気が多いのでもちろん水産系のニューオーリンズ料理が美味しいのは言うまでもありません。たくさんの日本人読者にも遊びにいって欲しいな・・・という思いはありました。
しかしそれ以上に右側通行に慣れている方でないと厳しい、そんな思いからドライバーの荒さをクローズアップすることにしました。
ルイジアナのドライバー(感覚的に)
・車線変更で指示器を出さない車・・80%
超過密な場所でも指示器ださない。進路変更のお見合い(中央レーンに左右から同時に進入しようとすること)にかなり気を配らないといけません。
・右側追越し・・ほぼ全員
右側追越しはルイジアナに限らずアメリカではどこでも見受けられます。しかし比率は圧倒的に高い気がする。
・渋滞時の路肩追い抜き・・0.1%
ゼロであって欲しい・・・あれだけの車が路肩を走るとちょっと怖いです。
正義感溢れる車やトラックが路肩へ出て進路を塞ぐことをしていましたが, 荒い人は路肩の外の土手から追い抜くことをしていました。うっわ・・・カオス。ロサンゼルスでも見たことないのに!!笑
・車間時間は0.5秒
後ろにピタ〜っとつけて抜いていく人, 女性ドライバーが多かったのは気のせいでしょうか。右から追越しで前のスペースにピタっとはめる。教習所でならう車間時間は4秒 高速では100 mくらい開けましょうってなんだったのでしょう。。。
・目の前で積荷がこぼれる
いっこ落としたら2個目3個目と続いていくはず。。。ドライバーは気づいていない。そいつの後ろを走りたくはないのだが・・・前に出たと思ったら右から抜いて先に行かれる(もう、知らないっ!!!)
ニューオーリンズに立ち寄って有名なフレンチクオーターでも散策しようか・・・街並みを見たり ハリケーン・カトリーナからの復興の様子を見てみるのもいいかも, とも思ったのですが, 宿泊地に選ばなくて正解でした。道でむちゃくちゃする人たちは町で何するかもわかりません。安全なホテルの駐車場でも選べばいいのでしょうが, そういったところは$200/泊 を超えます。(そして駐車代が別途 $40/泊であることも珍しくない・・)
さて, 散々ルイジアナ州を褒めちぎったところで, 珍しいみどころをいくつか紹介しましょう。ルイジアナは橋の王国, 水に抗う戦いをしていると書きました。
Lake Pontchartrain Causeway
世界一長い, 湖上の橋。長さ 23.83 マイル, 38.35 km
ここをドライブしてみたかった。
ただひたすらまっすぐにビヨーンと伸びる橋。ダウンタウン方面(南)行きが有料, 郊外行き(北行)は無料です。
Pontchartrain湖には3本の橋がかかっています。中央で最も長いのが, 世界一の枝分かれがない橋(枝分かれのある橋は中国にあるそうで, 総延長を見ると中国の橋の方が長い)。右側にかかっているのが主要幹線のI-10とその旧道ともいうべき国道11号線です。
いずれにしてもコンクリートが水の上を這うようにして作られており, 水に抗っています。。
今いるのが I-10(西行き) の橋, その向こうにUS11の橋, はるか向こうには平行する鉄道橋。ここの3車線は非常に気持ちよく走ることができました。
いろんな橋があると書きましたが, まさにその通り。
ミシシッピ川の船運をジャマしないように上空高く橋が持ち上がっています。
沼地。これが延々と続きます。
延々と続く沼地の上を2車線道路が貫いています。ずっと, ずっと橋。こりゃ維持費もかかるわけです。。。
Google Mapsはいい時間帯を走行しているのか, ほとんど車が見当たりませんが, 昼下がり, 平日4時にもなると この沼地の上で上記の追越しあいが繰り広げられることになります。
ミシシッピ川を越えるI-10の橋 (州都バトンルージュ市内, こちらはネットより拝借)
ミシシッピ川を越える橋は ひとつひとつがかなり高いので高さを稼ぐのに上り坂に。
上り坂で速度が落ちるので渋滞します。
ということで渋滞が慢性化しているようにみえました。
焦るドライバーが多いのもわかる気がしました。
ニューオーリンズ周辺にはかつて日本人も多く住んでいたらしく, 2008年1月まで総領事館も設置されていました。2007年に一度訪問したのが昨日のことのようです・・・
先に紹介した内陸部での日本の製造業増加, 邦人人口増加を受け テネシー州のナッシュビルへ総領事館は移転しました。
さて, この看板はどういう意味でしょう・・・?
ルイジアナ州に入る手前, 厳密にいえばミシシッピ州で見かけたものです。
Corr は Correctional の略
正解は「刑務所近傍, 緊急時以外の停止禁止 ここから1.5マイル間」
ガソリンを入れなくても次の町へ行けるだろ, と思っていたのが大間違い。
残り走行距離がみるみるうちに減少。
次の有名看板で給油しよう・・・
ガソリンにありつけたのはよかったが, 周りを見ると黒人だらけだった。そして, 車を降りた瞬間 やたら会話がうるさい。
貧しいひとりに絡まれた 撃たれても困るのでお金をあげました。
幸い, ポケットは膨らんでいなかった
刑務所から出たばっかりで, おばーちゃんを養うのにカネが欲しいんだと
$200くらいいるとかいわれたので 給油後のお釣り$5をあげると その手に持っている$1札もくれという
仕方なしにあげると すごい満足そうに立ち去って行きました。
お昼ごはんにでも貢献できたかしら。
「おい、お前メキシカンか?」
「ちがう、日本人だ」 同じ黄色人種ではあるけども。
「英語わかるか?」
から始まった一連の会話・・・今から思うと滑稽なのだが・・・あーこわこわ。
南部アクセントで言ってることの半分しかわからん。
ガソリンスタンドには窓の洗浄ができるようにいろいろと置いてあるのですが, その洗浄液がカラカラ, 長年置いてない感じでした。
有名看板といえど, 治安には十分な注意が必要です。
ドライブ。わけのわからない場所で車を降りることが多いとおもいます。
トイレ, ガソリン給油の場所には十分お気をつけくださいませ!!
少し早めの給油を心がけましょう・・。
ルイジアナ関連
^^ 北:Natchez Trace Parkway / ナッチェズトレース・パークウェイ
>> 東:The Gulf of Mexico, MS & AL / 風光明媚なメキシコ湾岸(ミシシッピ州・アラバマ州)
<< 西:Everything is SPEEDY in Texas / テキサス。何でもかんでも速くてデカイ。
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