dutcheez’s diary

英語を楽しく学ぼう!

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18-10.3 英語で敬語-文章中のテクニック

3. 文章中の敬語, 小手先テクニック

 ・幼稚な文章から脱却し, 大人な文章を書くために

 ・教科書で習った「受動態」「動名詞」などが 社会人になって活きる

 テストのために勉強するのではありません・・

 例: 鉄道駅の幼稚な表現を, オトナな文章へ書き換えてみましょう

 ・漢字は無い 代わりにあるのは省略形

 

 

 

「できるだけ回りくどく/だらだらっと長くするとなんだか敬語っぽくなる」というのは日本語の古文でも英語であっても同じかと。

 

ストレートに表現すべきところと, オブラートに包まなければいけないところは うまく使い分ける必要があると僕は思います。いくらストレートを好むのが英語の特徴だからといって, ストレートを投げ続けるのはよろしくありません。たまには変化球を投げて, 緩急がありつつ 絶妙にコントロールされたピッチングが必要になってきます。

 

 

「あなたは間違っている」You're wrong.

と言われると, ぐさっとくるのは日本人だけ?

いや, これはどこの国の人でも同じでしょう。それならば, 婉曲表現の出番。

何といえば良いでしょう・・・?

 

答えは記事の下の方に書きましたので後ほどご参照ください。

 

 

 

・幼稚な文章から脱却し, 大人な文章を書くために

 

オトナな文章には would や could が不可欠です。

shall は法律や契約書などで登場するため, 一般的な書き言葉としては少し行き過ぎな感じもしますが, 使い方を知っていても損はないと思います。

 

I want to go to the bathroom. (トイレいきたい: 子供っぽく)

--> I would like to go to the restroom.

      Do you mind me going to the restroom?

 

(イギリス系の国ではwashroom)

 

 

アイウォンチュー、アイニージュー、アイラビュー

I want you, I need you, I love you

をオトナっぽく書くと

 

I would like to have you, 

I shall be needing you,

You would be lovable for me.....

 

となるのかな・・?

そんな回りくどい表現しかできないようなら女に当然フラれます

(愛は直接的にそして子供っぽく(?)表現しましょう)

 

 

 

・教科書で習った「受動態」「動名詞」などが 社会人になって活きる

まずは次のような文章を読んでみてください。

 

〜〜〜〜〜 自己紹介 (架空の人物、書き言葉として)〜〜〜〜〜

My name is xx, please call me xx. I am from xx.

 

On a weekend, I like to visit a quiet cafe and read books. I sometimes go out of Tokyo on a vacation, especially on a three-day weekend. I like to feel the nature, so I like to walk in the woods, on the beaches and around the lakes.

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

なんだか幼稚な感じがします。

英語習いたての10代ならまだ大目に見てもらえるでしょうし, 話し言葉であれば問題はないのでしょうが, 大人の世界でこれを自己紹介として書面に残すと残念な人になります。(書面に自己紹介を載せることなんてなかなかないと思いますけども。。)

 

第一印象は次の通り。

・英語を知らない外国人なら仕方ないか 

・英語を直してもらう人が周りにいない?

・直さなければいけないことが理解できていない?

 

文章は少しでも格好いいに越したことはありません。

 

 

主語を変え, モノを主語にする

 

いわゆる物主構文(ぶっしゅこうぶん)と文法書では書かれていますが, 目的はただひとつ。

 

モノを主語にすると, 文章にオトナ度が加わります

オトナっぽく表現するための手法, その1です。

 

On a weekend, I like to visit a quiet cafe and read books.

--> Enjoying the quietness while reading books at a local cafe is one of my favorite things to do on a weekend.

 

I sometimes go out of Tokyo on a vacation, especially on a three-day weekend. I like to feel the nature, so I like to walk in the woods, on the beaches and around the lakes.

--> Traveling outside Tokyo to feel the nature would enlighten me on an occasional three-day weekend. Walking in the woods, on the beaches, and around the lakes would become a special moment.

 

 

教科書でよく出てくる

to-不定詞 と 動名詞 の変換

だとか

能動態 (active) と 受動態 (passive) の変換

だとかがありますが, これらはすべて オトナっぽい文章を書くために存在します。動名詞と受動態。オトナポイントその2です。

 

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ずっと僕が僕が, 私が私が, と一人称の I を使い続けると, 幼稚な感じがどうしても残ってしまいます。

まずはできる限り I の数を減らしてみてください。

続いてmy, me も使用数を最小限にするようにしてみてください。

 

上記の例文では I が4つありましたが, それをmy 1回, me 1回に減らすことができました。

 

オトナっぽい文章を書くための授業, と思えば 動名詞や受動態の授業が楽しくなりませんか・・・ >> 中学生??

 

そんなことないか。笑

結局は先生の教え方ひとつ, 教えることへの情熱ひとつでガラッと変わりますよねー

 

ほんと。動名詞とか受動態ってテストの点を取るためにあるものじゃありません・・。

 

I like to walk in the woods

--> Walking in the woods is what I favor; (like を言い換えたが I が残る)

      Walking in the woods would enlighten me (like を言い換えて I を消した)

 

like を言い換えたいな、、、そういったときに使用するのが

類語辞典 Thesaurus

です。 今の時代は紙の辞書が不要になりました。

like thesaurus で検索するとどんどん出てきます。

 

please, prefer, desire, fancy, wish, feel inclined...

 

こうやって動詞を置き換え, 強い単語に置き換えていく作業が求められます。

特に, 就職・転職活動において, resume (レジュメ, 履歴書) を作成する場合などは必須です!!

より強い動詞を使って, 自分の実績をカッコよくみせろ・・・

 

あらゆるレジュメ作成の手解き書にはそう書いてあります。すでにたくさん書物が出ているので, ここでは割愛いたします。

 

僕も英語レジュメを見よう見まねで書きました。

毎年何かを削り, 何かを付け加えていきました。

前職では大っぴらにレジュメを書いている, なんてとても言えませんでした。

 

現職では, 年に1回, レジュメを書けと指導されています。

レジュメに何も付け加えることが無いまま
1年を過ごすな!

ごもっとも, おっしゃる通りでございます。

 

 

************

 

さてさて, 受動態と能動態の変換の話へ戻ります。

受動態にするにはbe 動詞と過去分詞を使うんでしたっけ?

文法用語はどうでもいいですが, 感覚をつかんでいただければと思います。

 

(例) 先生が木曜日までに埋めてこいと, プリントを配ったようです。

重要情報から先に記してみてください。

 

 

The teacher handed out some paperwork for us to submit by Thursday. (能動態)

木曜日までに提出すべき書類が手渡された

 

 

--> The paperwork that is due Thursday was handed out (by the teacher). (受動態)

 

要点は簡潔に, できるだけ前面に押し出された形で書かなければいけない, と前の記事で書きました。3行しか読んでくれないEメール中の文章であっても, より前方に重要情報やアクションが詰め込まれている必要があります。

 

 

鉄道駅の幼稚な表現を, オトナな文章へ書き換えてみましょう。

(例) 

The staff will give information for you to follow in an emergency.

係員が情報を言い渡すので緊急時にはそれに従って行動してほしい

--> In an emergency, follow the information that are given by the staff. (受動態)

緊急時には情報に従え, それは係員より言い渡される。

 

Staff などはどうでもいいです。「緊急」と「情報に従え」だけ伝わればOKなので, それらができるだけ文の前に, 前に出ている必要があります。

 

 

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↑ 旧・大阪市営地下鉄による緊急時の対処に関するわかりにくい英訳。順番ばらばら, 文法てきとう・・(2014年ごろ。今はどうか知らない)

Instructions given by the staff はきっと日本語だと思うので, それは書いておいてほしいな。

 

この看板の中身, 大事なものから, かつ丁寧に(敬語を意識して)ちゃんとした英語に直してみてください。少し行を空けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕の訳が正しいわけではありません。訳にはたくさんの種類があって当然です。

 

#僕は市営地下鉄や大阪メトロの職員ではない

#消火に関する知識も乏しい

#当然, 正確な情報ではない

ことを前提に, 次の訳例を読み進めていただければと思います。訳例は上記の看板から読み取れる情報の順序と表現を 大事なものから順に並び変えたものになります。

 

In case of fire

Press the emergency button (located ... ) if you notice a fire in a station or on a train.

緊急ボタンを押してください, 駅や車内で出火を認めた場合は。

 

In case of a station fire, extinguishing systems will be controlled remotely from a operating center.

駅で出火した場合は消火設備をオペレーターが外部から制御させます。

 

Equipment include fire alarms, smoke ventilators and hydrant systems. All our subway personnel are well trained for emergency procedures.

設備には火災報知器, 換気設備, 消火設備がありまた全ての職員は緊急対応の訓練を十分に受けています。

 

If a fire breaks out on a train underground, we make it a rule to continue running to the next station for a smooth evacuation. 

トンネル走行中の車内で出火した場合は 避難誘導を迅速にするため次の駅まで走行します。

 

If the train is unable to move for any reason, your emergency exit is located at the front and/or rear end of the train.

万一トンネル内で列車が動けなくなった場合は 車両前面・後面の非常口をご利用ください。

Side doors are not allowed to use for exiting inside the tunnel, unless otherwise instructed. This is to prevent electric shock from the high-voltage power rails.

指示がない限り通常乗降用の側面扉はトンネル内では使用禁止です。高圧電流からの感電を防ぐためです。

 

Do not panic, remain calm and follow the staff's instructions. Note that the instructions are given in Japanese. Please look for a translator nearby when necessary. Translators: your voluntary cooperation is greatly appreciated. Thank you.

落ち着いて, 係員の指示に従ってください。指示は日本語でなされますので必要に応じて通訳を探してください。通訳ができる方は積極的に援助をしていただくようお願いいたします。

 

 

再度リマインダー。これは英語の文章を変換する練習です。

正確な情報は駅で確認してください。

#僕は市営地下鉄や大阪メトロの職員ではない

#消火に関する知識も乏しい

#当然, 正確な情報ではない

 

第三軌条式の鉄道では下線部分はきちんと明記しておいてほしいです。 

  

 

・漢字は無い 代わりにあるのは省略形

 

Acronyms and Abbreviations

 

あなたの周りに, 3文字のアルファベット, 多すぎませんか?

それもそのはず。3行しか読んでくれない中で, できるだけ小さいスペース(1行)に伝わる文章を載せる必要がでてきます。省略語辞典がなければ生きていけないくらい, 省略語の嵐です・・・。

 

これだけで別章立てができますし, それだけのコンテンツでたくさんのブログ記事が立ち上がっているものと思います。 

 

 

誰でもわかる省略語から, その道の人じゃないとわからない省略語まで世の中は溢れていますが, 少なくとも新聞に出てくる省略語であれば 誰に使っても問題はないかと推測いたします。読み手側の以心伝心度合いにもよりますが, 一般的には省略語を最初に使う際に定義(書き下し)をしておくことをお勧めいたします。

 

 

ビジネスでよく出てくるものとしては (挙げ続けるとキリがありませんが) こんな感じです。でてきたら逐一メモを取り, 覚えていくことをお勧めします。それは

一般用語・業界用語・社内用語・ 部内用語の区別ができるのは, あなただけしかいません。。

 

(例)誰でも知っている省略語

FYI: For Your Information (情報まで)

FYR: For Your Reference (ご参照ください)

 

 

 

メールではこんな感じでつかいます。

All,

FYI -- XX is expected to arrive on time, as his flight is flying without delays. Please be ready to give him a warm welcome.

 

Thanks and regards,

YY

 

*****

 

さて冒頭でお尋ねしました「You're wrong! あなたは間違っている」をやんわりとした表現に変えるにはどうすればよいでしょうか という問い。

 

これをオブラートに包むとこんな感じでしょうか・・?

I believe what was given is not exactly right.

 

遠回りですが, 英語にも婉曲表現は必要ということを紹介しました! 

  

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