dutcheez’s diary

英語を楽しく学ぼう!

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18-13「日本へまた行きたい」と思ってもらうために

仕事でタイの首都, バンコクへ行ってきました。

外国人が行きそうな場所はどこへ行っても英語が通じる国でした。

 

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ホテルやリムジン, デパートの店員, 観光地の受付係などはもちろんのこと

ファストフード店やフードコートの店員,
駅員に至るまでことごとく英語が通じる
のに驚きを覚えました。

 

 

タイ人。

現地の人に聞けば, 5-6歳の頃から公立学校で英語を学んでいるとのこと。

 

第2外国語の選び方は人によって様々でしょうが, 中国語, 日本語, 韓国語ができる人をそれぞれ集めれば, 安価なアジア・カスタマーセンターのできあがり。秋田や沖縄にコールセンターを設置する企業がある中, 「誰でもできそうな仕事はタイ人にやらせた方が効果的」というのが外資流です。

 

 

アジアの中枢機能は中国語と英語の両方が堪能な人を集めやすい上海・香港やシンガポールへ。

カスタマーセンターはタイへ。

ITサポートはインドへ。(IT職にカースト制限が少ないため, IT関係へ人が流れる)

 

そしてソウルや東京は成熟した国の, 現地有力企業を担当するローカル支店へ・・・

 

 

 

 

さて。

 

日本への入国がタイ人にとって簡単になり(15日間はビザなし滞在がOK), ラクに行ける日本への旅行がひとつのブームになっているとのこと。

 

地下鉄の車内には現地旅行社の日本ツアーやANAタイ語広告が非常に多く飾られていました。駅に置かれていた日本観光のパンフレットがこちら。

 

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新潟・燕/三条と北海道、フェリーさんふらわあが特集されてました

 

 

現地人に日本を旅行した感想を聞くと, 日光へ行った・渋谷の交差点を見たなど有名どころの訪問記はさらりと流され

 

・切符を買ったはいいが, 全く読めない

・何が書いてあるのか質問したいのに駅員に英語が通じない

 

など, 英語が通じなくて苦労した話について花が咲きました。

僕が誘導尋問したわけじゃないですよ!!

 

英語版の切符も一応ありますよ と言ってみたもののその地名度は低いし, どうやってそれを買うのか知っている人は 相当な案内通かきっぷマニアでしょう・・・

 

 

 

入国

成田空港の入国審査エリアは写真撮影禁止ですので撮影はしていないし ネットへ上げることもできませんが, 外国人用レーンは朝から長蛇の列になっています。(すごい扱いの差!!)

 

荷物受取

長蛇の列に並んだ後はbaggage claimに放置され, 盗難のリスクにさらされた自分の荷物を目の当たりにします。日本人と外国人ではパスポートコントロールの通過速度に違いがあります。通過が早い方に荷物到着が合わせてあれば 当然 外国人の荷物はその場に放置されることに・・・。

 

 

きっぷ購入

我が国の玄関口、JR成田空港駅の平日朝はこんな感じです。

平日の成田朝帰りは何度か経験していますが, いつも同様です・・・

 

特急に乗りたいのか, 新幹線に乗継いでどこかへ行きたいのか, Japan Rail Passの引き換えをしたいのか 窓口に並ぶ理由は人それぞれでしょう。

 

ざっと20組, 配置人員は2名

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・長蛇の列の切符窓口

・ガラガラの自販機

 

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その理由, 券売機の前に小さく書いてある

「外国発行のクレジットカードを使う場合は窓口に並んでください」

という表示。

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Thank you :) じゃないよね あの列の長さ・・

 

 

 

券売機自体は高性能だし, 紙幣を投じれば紙幣がお釣りで返ってくる優れもの。

日本で当たり前の自販機性能は 他国であまり見たことがありません。

脱・現金の流れが世界的に起きているなか, 現金に対する性能を上げていっても仕方がないというのが現代の流れです・・・

 

 

 

入国するのに長蛇の列,

列車で東京へ行くのにさらに列。

入国した瞬間に「なんだこの国?」となる

 

「まぁアジアだから仕方ねえか」と見下されるか

 「日本てすごい国だと思っていたのに実態は違うな」と入国した瞬間に思うことでしょう。

 

 

列車を使わない人はタクシー料金の高さに驚くことになります。

(都心までのタクシー代は約 $200にものぼる, と教えてくれる人はどこにもいません。降車前にびっくりした, というエピソードはよく聞きます)

 

定額料金適用なら東京駅まで20,000円+高速料金3,000円程度ですが

タクシー表面に ニューヨークのタクシーのように「空港まで均一料金」の表示はありません。

 

一応, こういったルールが設けられているようです。

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*日本交通ウェブサイト 

https://www.nihon-kotsu.co.jp/taxi/use/narita/

 

 

 

 

「官」に変化を求めることは, ヒエラルキー意識の強いこの国では不可能です。

JR東日本」という会社は応援したい会社のひとつです。

少なくとも「民間」には期待しています。。。

 

英語の案内は徐々に増えてきました。とても喜ばしいことです

 

国鉄の分割民営化は一時期の借金を返すため, 「官」の変わりにくい体質を変える良いスキームでした。

 

旅客会社が6社に分かれてしまったことは

・英語の必要性に「気づく」労力 (≈ 費用・アイディア実行への時間)を6倍にし,

・外国人流入対策の労力を6倍にし,

・良い「他社」事例を展開する労力を追加してしまいました。

(IT活用で良い事例・情報を発信できる時代になったのに「別会社」という壁を築いてしまった)

 

 

五輪に向けて待ったなし。

五輪がなくても待ったなし。

 

英語を話す駅員を育成するのには時間がかかります。

英語を話せる人は他の高給な職を選ぶためで, 駅員や誘導員になることは稀です。その結果, 京都駅のように中国語放送を担当する中国人が 中国訛りの英語を使って英語も担当する, みたいなことがおきます。

日本訛りの英語はダメで, 中国訛りの英語ならOKという理由はなんなんだ!

 

 

タイ・バンコクのような状況を作り出すためには「英語が話せて当然」という状況が必要で, その状態に至るには日本は20年遅れと言えるでしょう・・

 

 

時間がかからない部分については

会社の垣根を超えて 積極的に変えていって欲しい!!

 

コストが安価なものから高価なものの順に並べると

 

1) 何が問題なのか認識する

2) 看板やポスターについて, 統一した表示・表現に変える

3) 放送について不自然な表現を追放する

 merge and continue travelingいいかげん やめてください 東急さん

4) きっぷの英語表記を増やす・わかりやすくする

5) 適切な人員配置を考え・機械の配置や設定を変え 不自然な長蛇の列をなくす

6) 荷物置き場の配置問題

 

 

日本を選んで せっかく来てもらった旅行者に「日本へまた行きたい」と思ってもらい, 自国でいい噂を広めてもらうため。

 

鉄道会社さん, よろしくお願いしますね!!